こんにちは、ルーモです。
ここでは、消防団の実際の火災現場で必要になる物品や、装備としてあった方が役に立つであろう備品をご紹介致します。
市町村からもともと支給されるであろう最低限の物品は省いてありますので、その他プラスαであった方がよい物品をご紹介していきます。
消防団にとって大切な事は、怪我などの2次災害を防ぐこと
消防団にとってまず一番大切にしなければならない事、それは2次災害を防ぐという事です。
火災現場において消火活動にあたる事、初期消火を早い段階で行う事ができれば一番いいのかもしれませんが、消防団が駆け付けた時にはもう手遅れの状況が多いかと思います。
そんな状況下で大切な事は、怪我人を出さない事や2次災害を防ぐ事になります。
怪我を予防するために、様々な装備が必要になるわけですが、各市町村からは予算の関係上どうしても必要最低限の装備しか支給されません。
そこで各分団や、部ごとに必要な物品をそろえたりしていくわけです。
でも、火災現場には様々な状況があり、実際に火災が起きてみないと何が必要だったのかなど課題が明確化しないという事もあるかと思います。
そこで、今回消防団に必要な物品をまとめてみましたのでご覧ください。
消防団必要装備品リスト
1. 自分の身なりを整える装備
まず火災現場に見合う格好が必要になります。
・法被 もしくは 活動服
・ヘルメット
・長靴
この辺りは、最低限必要な装備ですので各市町村から支給されていると思います。
それ+αの装備では、
・手袋
手袋と言えば本家の消防署も活用している必需品!その名もトンボレスキュー!!
使いやすさ抜群で、1枚くらいは持っていて損はありません!
・防寒着
防寒着も支給されてるところが多いかと思います!風邪ひかないようにね!
・ライト
夜間の火災現場には必需品です。
ライトの届かない所など行動するにも危険が伴います。
機能面と、価格なども考慮するとこちらの商品がオススメです!!
こちらの上位版のモデルもありますが、そんなに毎日使う物でもありませんし、そこまで機能性を重視する必要もないのかと思い、私の所ではこちらのモデルを使用しています。
これを付けているだけで、かっこいい!!笑
実際には、全団員が使用しているわけではないですが、とても明るく便利です。
予算がつけば随時追加していく予定です!
以上のようなものが身なりの装備としては必需品ではないかと思います!
素手で消化活動を行うのは危険ですし、火災は冬などに発生する事が多く寒さ対策も必要です。そして、何より夜間帯の火災が多く暗闇の中での行動に危険が伴います。
そういった時に、このライトがあると足元や手元を照らす事ができ、非常に便利です。
2. 自分が2次災害に巻き込まれないための装備
実際の火災現場では、消化活動は本家の消防署職員が行い、消防団は水利の確保や、交通整理など補助的な役割に回る事が多いです。
そういった補助的な活動をしている間にも危険がたくさんあります。
そこで必要になってくるもの・・・
・誘導棒
交通規制をかけたりするので。こちらもあると便利。これがないと夜間帯は交通整理も身に危険が及びます。
本来は警察の仕事でもありますが、有事の際は警察も人手不足になり任される事も多々あります。
1セットくらいは、用意しておいたほうがいいと思います。
・反射ベスト
こちらも誘導棒とセットで同じ数くらいはあったほうが身を守る事ができます。
・非常線
などです。
車の往来がある現場では、消化活動のために車の交通を制限するような場面も多々あります。
そういった時に、以上のような装備があると安全に作業にあたる事ができます。
まとめ
消防団として活動している方にとって消防の活動は、それだけで生活できる物ではありません。
自分が怪我してしまっては、元も子もありませんよね。
是非、今回ご紹介した装備などを整えていただき消防団としての活動が安全に、健全に行えるようにしていただければと思います。
予算の関係上、なかなか充実した装備を整えるという事は難しいかもしれませんが、世間の人から「消防団はお金をお酒を飲むためだけに使ってる」などと変なレッテルを張られる事のないよう有効に資金利用していただければと思います。
昨今、さまざまな消防団関係の問題がニュースになっていますが、しっかりと運営している所も沢山ある。それが本来であってたまたまニュースになるような運営がしっかりしていない所もあった。
と、世間の人たちに感じていただけるようになればいいと願っています。