このページでは、シラミの原因と症状、また治療と駆除に役立つアイテムをご紹介しています。
我が家の過去の経験から、駆除と治療をしっかりしないと何度も再発生し、余計に費用と手間がかかってしまうという点から、皆様のお役に立てればと思い記事にまとめさせていただきました。
とある日・・・我が家で衝撃的な事件が起きました。なんと息子の頭にシラミがいたのです・・・
なかなか耳にしなくなったので遠い昔話だと思っていたのですが、現代においても子供を中心にまだまだ発生しています。年中通して季節関係なく発生しているようです。
シラミの特性や駆除の方法を学び、快適な生活を送っていただければと思います。

OpenClipart-Vectors / Pixabay
シラミの画像と症状またその発生源
シラミの発生源としては、草むらなどに生息しているシラミが、そういった場所で遊んでいる子供などの髪の毛などに付着し、そのまま寄生するといったパターンが多いです。
症状は、頭が痒くなるという事が主な症状になりますが、大量に増えるまでは痒みに気が付かず卵だけが髪の毛に付着している場合がほとんどです。
その卵が孵化し、成虫になると皮膚に潜り込み血液を吸うために痒みが発生します。
こうして気付いた時には、すでに大量の卵が髪の毛に植え付けられています。
また、家族間でもよく感染します。共通のバスタオルで頭を拭いていたり、ソファーや枕などを介してシラミが移ります。
我が家の場合も、息子の頭に大量の卵がついていて、最初は「フケかな~」と思っていたのですが、払ってもなかなかとれませんでした。
そこでよく覗いてみると、「これ、シラミじゃない!?ゲッ・・・」となったのです。
すぐにスマホで調べてみると・・・
「これやっぱりシラミだ・・・」ってなったんです><
そして、子供たちはすぐに頭を刈り上げられる羽目になったのです・・・笑
その時の画像がコチラ↓
白く粒のようについて見えるのが、シラミの卵です。髪の毛を切ってしまったのでだいぶ減りましたが、もっと沢山ついてました・・・正直気持ち悪いですよね・・・
シラミ自体は、人体に悪影響を特に与える事もなく、痒みをもたらす程度です。でも大量に発生してしまうとそれ相応の痒みも伴いますので治療と対策をしたほうが賢明です。
我家では、以前介護施設から疥癬(かいせん)をもらってしまいひどい目にあいました・・・
そのときの事を思えば、対策はまだ簡単な方かな~と感じています。
シラミの駆除の仕方や治療と対策
シラミは人の血液を餌に生きていますので、基本的には人の皮膚に触れる事がないと2~3日で死滅します。
なので、寝具などはきれいに掃除される事はもちろんですが、2~3日使用しないだけでも効果はあります。
万全な対策をとるのであれば、60度以上のお湯に5分ほど浸すと死滅させることができます。
※追記H30.12 その後も何度か発生が見られたので、一度きれいに寝具ソファーなど熱湯消毒などした方が再発をより防止できます。
ソファーなどの洗濯できない物については、スチーム洗浄機がオススメです!
スチームの熱でシラミなどを殺虫しながら汚れを取り除くことができるので、一石二鳥でとても便利です!
ご参考までに、ハンディータイプのスチームクリーナーをご紹介しておきます。
価格も4000円前後とお値打ちで、他の掃除にも使えるので、1台くらい持っていても損はないと思います!
本題の頭についたシラミの方は、専用のシャンプーを使い殺します。
病院を受診しても、「これはシラミですね。」ってだけで終わってしまい、特に薬などを出される事はありません。
「市販のシラミ駆除のシャンプーを使用してください。」と言われるだけなのでシラミだと確信がもてる場合は、病院の受診はあまり意味がないと思います。
そこで、このシラミ駆除のシャンプーを購入するのですが、これがまあ高い!!だいだい3000円くらいします。
このしらみとりシャンプーの何がいいのかといいますと、卵をとるクシが付属されているんです。別売りで専用のクシを買うのもいいと思いますが、この付属のクシでも十分にとることができます。
できるだけお金をかけずに済ませるときにオススメです。
匂いもフローラルの香りがするので、嫌な感じはありませんでした。
1日でも早く駆除したい方は、ドラッグストアなどで購入するのがいいかもしれませんが、ネットで購入すると少し費用を安くできます。
使い方
シラミは、卵から孵化するまでに1週間程度の時間がかかることから、このシャンプーを3日に1回の頻度で3回使います。一度つけたら、5分ほど放置しその後洗い流すだけです。
少し特有の臭いがありますが、これは仕方ないですね。だいたい3回ほど使うと死滅させることができるようですし、髪の毛が短い方は2回ほどの使用でよくなるようです。
その他、髪の毛が短い方がシラミも駆除しやすいので、髪の毛を思い切ってきってしまうのも一つの対策ですね。
女の子や女性などで、髪の毛を短くできない方は、たまごを除去するこの櫛を利用する事で、卵の除去を行い新たなシラミの発生を防ぐ事が出来ます。
卵を除去した写真がこちら↓
ティッシュの上に見える黒っぽいものがシラミとその卵です。こんなに沢山の物が頭についていたのに、注意してみないと気が付かないものですね・・・
ほんとに息子たち・・・ごめんよ。。。
まとめ 感染に注意!!
疥癬(かいせん)などに比べるとそこまで感染力が強いわけではなく、対策をとる事ですぐに完治に向かいます。
しかし、しらない間にシラミが増殖していることで、家族にも感染している可能性が非常に高いです。
子供の場合、遊んでいるうちに頭をこすりあったりぶつけ合ったりする事で感染しますが、大人の場合はバスタオルなどを共有する事で感染してしまうようです。
大人はしっかりと洗髪する事ができていますので、それほどひどい状態にはならないですが、私にも何個か卵がみつかりました。
なので、子供にシラミが見つかった場合、必ず家族みんなで治療したほうがいいです。ご参考までに・・・
熱に弱いのでドライヤーなどの使用も効果的ですし、毛染めなどをされている方もシラミは嫌うようです。
お風呂も子供達だけで入るようになるとなかなか目が行き届かない部分もあるかとおもいますが、たまにチェックしてあげることをおすすめします。
ほんと、ダニ系の虫はやっかいだな~と感じた今日この頃でした!!