こんにちは、ギャンブル依存症のルーモです。
最近ギャンブルについては、落ち着いてきている私ですが、いつも依存症の事は頭において行動しています。
このブログの事もそうですが、日々考えながら行動する事で、何か新しい発見が見つかるよう努めています。
たまにパチンコやギャンブルをしたくなる時の心理状況や、どんな時に連想するのかな~と強く考えるようになりました。
今回は、そんな心理状況についてまとめてみたいと思います。

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パチンコやギャンブルをしたくなる時の心理状況
皆さんは、どんな時にパチンコやギャンブルしたくなりますか!?
これは、パチンコやギャンブルにのめり込んでいる人にしかわからない衝動だと思います。
人それぞれ、多少の違いはあると思いますが、ギャンブルの醍醐味・・・
それは、大当たりをした瞬間の高揚感や、嬉しいといった気持ちが何度も繰り返すうちに、やがて快感として感じるようになり、その快感を求めて行動してしまうのです。
ただ、その快感を求めるまでの過程に人それぞれの理由があるのだと私は思っています。
その行動に至る過程の部分を心理的に紐解いていくいく事ができれば、ギャンブルをしたい!!と、思う衝動はある程度抑える事はできるのではないかと思っています。
ギャンブルの衝動にかられるまでの過程
では、いったいどんな過程があるのでしょうか!?
ギャンブル依存症の方とお話をしていて一番感じるのは、ストレスが原因という事!!ストレスが溜まってむしゃくしゃしていると、そのストレスを大当たりの瞬間の快感で吹き飛ばしてしまうというもの。
嫌な事やストレスのある現実を、大当たりしている瞬間は忘れられる・・・逃れる事ができる。というのが、一番多い要因だと感じます。
ですから、ストレスをコントロールしたり、「ストレスをギャンブル以外の事で発散する」という手段を考える事はすごく重要な事だと思います。
その他、私の場合はお金に余裕がない時などがあります。
これも、自分がギャンブルに対してどういう行動をとってきたか!?という所で変わってくる事ではありますが、私の場合はスロットでお金を稼ぐという事がずっと成功してきてしまったという事により、「お金がない・・・スロットで稼いでこよう・・・」という行動に繋がってしまいます。
なので、自由に使えるお金がない・・・なんて時は、スロットで・・・という一連の行動が頭の中を駆け巡ってしまいます。
自分の行動パターンを知る事で、気持ちをコントロールしたり、予防するというのは完璧ではないにしても、とる事の出来る一つの手段だと思います。
大当たりを想像するからやめられない!
もうひとつ大事な事があります。それは、依存症に陥っている人は、必ずギャンブルをする前にはいいイメージを想像しています。
ありもしない現実を想像して、自分を美化したり、大当たりをしてお金が増える事しか考える事ができなくなります。
何度負けて痛い目にあっても、自分にとって不都合な事は、すぐ無かったことのようにして過ごしてしまいます。
パチンコ屋で、自分の軍資金が底をつき、大事なお金にまで手をだしてしまう。「もうパチンコは辞めよう・・・」とパチンコをしながら、何度も思う訳です。
でも最後の最後に大当たりしたり、逆転挽回してしまったりする過去の経験が、もしかしたら・・・なんて自分の都合のよい思考へと繋がっていくのです。
もしかしたら、今日はGODが引けるかもしれない。65000分の1のプレミアフラグをひけるかもしれない。パチンコで20連荘するかもしれない。
そんな淡い期待を抱く事で、昨日さんざん負けて痛い目を見ているのに、寝て朝起きた時には、もうパチンコ屋にいって大当たりを引く事しか想像していないのです。
本気で辞めたいなら、だめな時の事だけイメージしてみる!
もし、あなたが本気でギャンブルを辞めたいと思っているなら、自分が一番辛かった事だけをひたすら考える事です。
そうすれば、かなりの確率でギャンブルをしたいと思う衝動を抑える事ができます。
私の場合、朝から閉店まで自力でぶん回したジャグラーの事を思い出します。朝から夕方まで調子がよく、ブドウやレグ確率も6を確信するほどの台でした。イベント日で根拠もあり夕方の5時頃までに4000枚ほどでていました。今日はいけるなんておもった矢先、はまるはまる・・・
1200過ぎまではまりました。結局その後、大当たり回数はあがるもののレグばかりが伸びていき閉店までに徐々に飲まれ結局1万負けました。
設定6でも負ける事があるという事。絶対はないという事。何より、貴重な時間を1日無駄にしてしまった事が私にとって、自分をすごく惨めに感じる事のできる瞬間でした。
その他、競馬なら、1レースで30万円ぶっとばしたことですね。
ガチガチのレースだったので、思い切って大金をかけたのですが、まさかの・・・という事態がおきたのです。
確率が低いにしても、落馬や故障といった事態もありますし、前が壁になって入選できず・・・なんて事もおおいにしてありえる話です。
ですので、常に最悪の事態を想像する事で、ギャンブルから離れるための抑止力になると思っています。
さいごに・・・
誰しもギャンブルをしている人なら良い思いは誰しもしていると思います。ギャンブルに罪はありません。
ギャンブルに依存してしまった自分の心が間違っていたのです。でも自分を責める必要は決してありません。
自分のありのままの姿を、ありのままの今の現実を受け入れればいいと思います。
依存症は、一生付き合っていくものだと学びました。ギャンブルを恨むのではなく、自分の間違った心の持ち方を正し、これからの生活に役立てていって欲しいと思っています。
心を育てるという事は、すごく難しい事です。
でも、成長を感じて行く事で、すごい充実感を味わう事が出来ます。
そして、それを人から評価された時は、本当に嬉しくなります。これほどの充実感はなかなか味わう事ができません。
素敵な心を持った人の周りには、素敵な心を持った多くの友人が集まります。
人生において、最大の幸せはまさにこの瞬間だと私は思います。
大当たりの瞬間を想像するよりも、人生において最高の瞬間をあなたにも味わっていただきたいと思います。
私は、まだまだ未熟な身ではありますが、これからも素敵な方と沢山出会えるよう、自分の心を育て、磨いていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。