ギャンブル依存症って本当に厄介な病気です。
私はたまたまギャンブル依存で苦しんでいますけど、その他アルコールや薬物、買い物や窃盗など本当に依存という病気は恐ろしく、苦しい病気です。
そんな悩みを抱えた時に、回復に向けて依存症の勉強をしていくんですけど、そういう時にまず手を出すのはインターネットという手段でしょうか。
昔に比べて様々な記事やブログが乱立しており、役に立つ情報も本当に沢山あります。
しかし、情報が沢山あるがゆえに、何が正しい治療法なのか・・・何が本当に必要な情報なのかわからなくなってしまう事があると思うんです。
さらに、ある程度ネットサーフィンを終えると、今度は本を使っての勉強に取り掛かります。
ギャンブル依存症に対する本は、そんなに沢山出ているわけではないんですが、実際に読んでみると「周りの方がどうするべきか、どう対応するべきか・・・」みたいな本ばかりで、依存症の方本人が読んだ時に勉強になったり、心が救われるそういった本ってあまりないように感じています。
私が依存症で苦しんでいる人に是非読んで欲しいと思う本
そこで私が読んできた本の中で、この本はよかったな~って思えた本を紹介できたらと思います。
家族にも本人にも読んで欲しい。そう思える本です。
何冊も紹介するとかえって迷ってしまいますので、激選した一冊のみご紹介させていただきます。
私がオススメしたい本は、コチラ↓です!!
こちらの本は、稲村厚さんていう司法書士をされている先生の書籍なんですけど、過去に多くの債務整理を担当された経験から、ギャンブル依存症の方のために書いた本になっています。
この本を最初に紹介された時は、「司法書士になんてギャンブル依存の事なんかわかるもんか!!」どうせ債務整理をさせて自分が稼ぐために仕事をしているだけなんじゃないの!?って思っていました。
だから最初はあまり読む気にすらなりませんでした。
でも実際にこの本を読んでみると、目から鱗というか、「そうそう!!」って共感できる部分が沢山あって、私の言いたい事や感じている事が代弁されているかのようで本当に心が救われたというか、楽になった感覚でした。
こういう気持ちを持たせてくれる方とならうまく回復に向かっていけるかもしれない!!そう期待を抱ける先生だと思いました。
なので今ギャンブル依存に悩んでいる当事者や家族の方に是非読んでいただきたい一冊となっています。
他にも素晴らしい本は沢山あると思いますが、私はとりあえずこの本を読んで欲しいと思っています。
前半部分は、稲村先生が過去に対応してきた事例集になっており、後半部分が依存症への考え方といった構成になっています。
事例集は、読んでいて正直なところあまり勉強になる内容ではなかったのですが、後半の部分においてはピカイチ!!本当にオススメできる内容となっています。
ギャンブル依存はケースバイケースで、それぞれの方にあった対応方法が必要になっています。みんなが同じ治療法で回復できるわけでもありません。
そういった事を考えると、やはりどうやってギャンブル依存と向き合っていくのか・・・
そんな姿勢が大切になるのではないでしょうか。
実際に私もこの先生と連絡を取らせていただき、面接の予定までこぎつけましたが、コロナの影響で未だに面接する事はできていません。が、
今後、先生との面談が実現し何か変化があればブログを通じてご紹介していければと思います。