こんにちは、ルーモです。
最近ブログのSEOについていろいろと勉強していて気付いた事なんですが、私のブログに検索からたどりつく方の検索ワードの中に「ゲーム依存症」というワードが結構あるなという発見がありました。
依存症には、沢山の種類がありますが、この「ゲーム依存症」という依存が皆さんの生活の中により身近になっている事なんだと感じています。
という事で、私も3人の子供の父親をしていますので、このゲーム依存について調べてまとめてみました。

naobim / Pixabay
ゲーム依存症とは?
ゲーム依存症とは、ゲームなどに熱中しすぎて、私生活に影響を及ぼす状態に陥っている状態です。
ゲーム依存に限らす、ネット依存やスマホ依存といった言葉も最近ではよく耳にするようになってきましたが、全部同じ分類の依存です。
詳しくはWikipedia/ゲーム依存症に解説が載っていますのでご覧ください。
私もゲームをしますし、大好きです。
そして、うちの子供もゲームをしますし、大好きです。
そんな関心から調べるきっかけになったのですが、調べてみると依存症の分類としては、私がかかっているギャンブル依存症と同じだという事がわかってきました。
という事は、もしこのゲーム依存症やネット依存に陥ってしまった場合、かなりやっかいな依存症であるという事ですよね。
こういった、嗜癖障害の場合、他の病気や依存と併発しやすいといった特徴もあります。
ゲーム依存症の患者数
現代においてこの依存症の患者数は増加傾向にあります。
スマホの普及や、携帯ゲーム機、さらにはオンラインゲームの登場などが患者数の増加に拍車をかけています。
「ゲーム依存」「スマホ依存」「ネット依存」なども合わせると現在二十歳以上の方だけでも270万人ほどいるといわれており、子供も合わせると400万人にものぼると言われています。
実際にネット依存の外来も最近では増え始め受診する患者数も増加傾向にあります。
実際に受診しているかたの多くは中高生で、親に連れられて受診するといったケースが多いようです。
大人の場合、問題がさほど表面化しなかったり、自分で自ら受診するといった行動がとりづらくなかなか受診に至らない場合が多いようです。
特に深刻なのが、子供がこの依存に陥りやすいという事もあるようで、学校の不登校、人間関係が苦手であったり、ゲーム以外やる気がでない、抑うつなど深刻なケースも多いようです。
他の病気と併発しやすいとう特徴もあり、特にADHDやアスペルガーといった障害と併発するという特徴もあるようです。
ゲーム依存への対策
これだけネットやスマホ、ゲームなどが身近にあるとそういった物から距離を置くという事はかなり難しいことだと思います。
YouTubeやスマホアプリの流行と共に、使用者の低年齢化も進んでいます。
特に低年齢の子供の場合、頭の中が未発達の状態なのでこの時期に依存に陥ると深刻化します。
自分をコントロールする自制心もしっかりと育てる必要があります。
ですので、気を付けるポイントは・・・
ポイント
使用する際はきちんと使用する時間を制限する事。
空き時間などにむやみに使用させない事。
自身で他の遊びを見つけ遊ぶということをさせる事。
スポーツなどの体を動かす遊び、習い事などをさせる事。
我慢をするという事をしっかりと伝え学ばせる事。
子供の事を主体で書いていますが、大人でも同じ事が言えると思います。
家の中でばかり閉じこもっていると、だんだんと人との関りが嫌になったりめんどくさくなったり。
そんな時は、思い切って自分に役割を与えたり外へ出る機会を増やすっていう事も大切なことだと思っています。
ゲーム依存症についての書籍などもでていますので、こういった物を参考に取り組む事もいいと思います。
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子供をゲーム依存症から救う精神科医の治療法 岩崎正人 データ・ハウス 2013-05-11
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その他、最近では自分でゲームの使用時間などセーブできない子供達の為に様々な便利な機能がでてきています。
任天堂から発売されてます、任天堂スイッチ!!
この商品は、今や知らない人がいないほどのヒット商品になっていますが、様々な便利機能もついています。
その便利な機能とは・・・
「見守りスイッチ」。大人が制限時間などを設定することで子供がゲームの使用時間を制限されるといった機能がついています。
留守の間に勝手にゲームをされて困っている・・・といった悩みを解決する事ができるのです。
是非、気になる方は任天堂スイッチをチェックしていただき、「見守りスイッチ」を利用しながら正しい環境でゲームを楽しんでいただければと思います。
依存症の治し方
私は依存症という病気を勘違いしている人が世の中には多いと思います。
「意志が弱いからなるんだ。」とか「気合でどうにかしろ。」とか・・・
もし意志が強くて、気合があってどうにかなっているのであれば、それは依存ではないです。
自分の意志でもどうにでもできないから依存なんです。
その物事にしか頭が反応しなくなるっていう状態の辛さ・・・
わかりますか?
治療をしていく上では、依存しているものから離れるという事が重要になってくるわけですが、今の世の中ネット環境なんてどこにでも転がっています。
ゲームなんてどこにでもあります。
ですから、「そういった物から自身で身を遠ざける。」
という気持ちがとても大切です。
自分で自分自身を見つめなおし、自分の心や気持ちと向かいあう必要があると思います。
どうしても離れられない時、強制的にシャットダウンする必要ももちろんあります。
依存症というのは、一度治ったと思っても頭の中には潜在意識として残っていて、再び依存している物が日常に入ってくると同じ事を繰り返してしまいます。
結局は、自分自身を鍛えていくしかないのです。
自分の気持ちを育てていくしかないのです。
私も今、ギャンブル依存症と一生付き合っていくために心を育てています。
ギャンブルがない日常を幸せにも感じますし、つまらないともまだ感じてしまいます。
時折、ギャンブルが無性にしたくなり葛藤するときもあります。
そんな時自分の心と対話する術を最近身につけ始めました。
少しづつですが、自分が変化してきている事も感じています。
依存症は簡単には治りません。依存症に完治はありません。
一生付き合っていくものです。
あなたの考え方次第で、今後の人生は大きく変わっていきます。
私のブログは、あくまで超個人的な主観に基づいて運営していますが、それなりに勉強もしています。自分にあった方法を探しています。
人生~ここから~私と一緒に変えていってみませんか?