こんにちは、ギャンブル依存症のルーモです。
依存症の治療と言えば、沢山の方法や種類があります。私自身もギャンブル依存症ですからそれなりに治療の方法について学んできました。
カウンセリングから始まり、GA(ギャンブラーズアノニマス)、その他様々な方法があります。私のブログでもいろいろな方法をご紹介させていただき、その中でも私自身、効果が大きいなと思っているのがカウンセリング治療です。
このブログでも、何度も「カウンセリング治療はオススメです!」と伝えさせていただいてきました。
そんな中、今回新たなオススメの方法が私自身の中に芽生えてきましたので、ご紹介させていただきます。
木を育てる事で、心が育つ!!依存症の治療に効果絶大!
タイトルにもありますが、まさにこの「木を育てる」という事が、依存症の治療にぴったりだと感じています。私もいろんな治療方法を見てきましたが、私が知っている限りでは治療に木を育てる事をオススメしている人は知りません。
自分で感じている事を伝える事ができるオリジナルのブログだからこそできる事だと今感じています。ただ、私個人の主観をもとにオススメしているので、皆さんに効果が出るかはわかりません。
依存症の治療は、そもそも皆さん全員に共通する治療方法などはありません。「心の病気」という事もあり、一人ひとりの状況や、心に抱えている悩みなどみなさんそれぞれが違った思いを持っています。
その思いに寄り添ったり、アプローチしていく事が治療だと私は考えています。
そんな中、共通している部分も実はあります。「治療したいという気持ちを持ち続けていること」「スリップなどしてしまい心が折れたり、折れそうになった時に、また前を見る事ができるようになる事」こういった気持ちは、どんな人でもどんな病気にでも必要な事だと思っています。
そこでオススメなのが、この「木を育てる」事なのです。では、具体的にどういった効果をもたらしてくれるのか、ご紹介していきたいと思います。
1・地道に気付かぬうちに、毎日少しずつ成長していく。
依存症の治療をしている人は、心のどこかで焦りを持っている人が多いかもしれません。「早く治りたい、早く楽になりたい。」そんな気持ちを持っているものです。まさに治療は、この木の成長のごとく急には、大きくなりはしないが、地道に毎日少しずつ大きくなっているのです。
焦ることなく、日々何かきっかけをつかみながら、成長してく姿は育てている自分自身にも勇気を与えてくれます。育てると言っても、大きな手間はかからないですし、時々手入れする程度で自分に負担にならないのでオススメです。木を植える土地がないとできない事ですが・・・
2・嵐や台風が来て折れたとしても、また新しい芽が出て成長していく。
木がまだ小さいうちは、嵐や台風の影響をもろに受けます。風が吹いていた方向に気が曲がってしまったり、風で木が折れてしまったりと、まだまだ弱いです。
簡単に流されたり、折れたり、依存症の治療の初期の頃と似ていませんか?私は、そういう所に親近感がわくというか、共感できるというか・・・なので愛着がすごく湧いてきています。
そして、気はとても強く曲がったりしても、太陽の方へとまた向いて成長していきますし、例え折れてしまっても、また新しい芽がでてそこから再び成長していきます。本当に勇気をもらえる植物だと思います。
3・木の幹は、やがて大木となり、どんな事があっても負けない力に変わる。
そんなふうに折れたり、曲がったりを積み重ねながら、木の幹は日に日に太く強くなっていきます。何年、何十年と月日を重ねる度に、どんどん強くなっていきます。
そんな気の成長とともに、自分自身の心も太く大きく、強く育っていけばいいなと感じます。少々の事があっても、流されない、折れない、そんな強い大木(心)に成長して欲しいと思います。
4・毎日眺める事で、自分の成長と木の成長を振り返る事ができる。
自分の家の庭に植える事で、毎日眺める事が出来ます。忙しい毎日を送っていても、ふと忘れた頃に気が付いて見ると気は大きく成長し、幹は太くなっています。
そういう成長を目の当たりにすることで、自分もまたひとつひとつ頑張って行こう!そんな気持ちにさせてくれるのです。
育てるといっても、毎日手入れする必要もないですし、必要な時にそっと手を差し伸べてあげれば、それで十分です。頭ばかり成長してしまった時には、幹が太くなるのを待ち、頭の芽を止めてあげる。なんでも土台が大切です。しっかりと自分の土台を強くしていく事が大切なんだと学ぶ事が出来ます。
まとめ と 振り返り
いかがでしたか?
少しでも、いいなぁと思う事があれば、是非行動に移してみて下さい。行動する事で、何か変わっていくはずです。
木を植えるというと、いろんなハードルがあって、土地が必要だったりなかなか難しい人もいるかもしれません。でも環境がそろった時には是非チャレンジしていただきたいと思います。
きっと、木の成長とともに、あなたの心も成長し依存症の治療に役立ってくれると思います。焦らず、地道に前を向いて行く事ってやっぱり大切なことなんだなと感じる今日この頃です。
余談 木を植えたきっかけ
ここからは、完全な余談になりますが、私が木を育てるようになったきっかけをお話していきたいと思います。
私の家の庭に木を植えたのは、親父です。私が、ギャンブルなどで多額の借金を繰り返したり、その他悪さを繰り返しているうちに、ある日突然植わっていました。
親父は、昔から風水などの運気の流れなどに詳しく過度な信者ではないもののそういった事を気にするような人でした。
その植えた次の日に、「お前んちは、あそこが鬼門になってるから鬼門除けに延寿の木を植えておいた・・・」と言われました。口数の少ない親父ですが、私には当時余計なおせっかいだと感じる自分もいましたが、それ以上の励ましは、必要ないというくらい感激した事を覚えています。
木を植えたくらいでなんもかわらない!!と思っていましたが、今となっては一番のお気に入りです。この延寿の木は、縁起物でもあり、私の実家や、兄の家にも植わっています。
風水を私は信じていませんが、この木を育てるという事に出会えたことにすごく感謝しています。
植えた当初は、太さ1センチにも満たなかった幹が今では、2.5センチほどにまで成長してきました。ちょうど、1年ちょっとくらい経つでしょうか。
これからも、この木を私の分身だと思って、大切に育てて行きたいと思います。
今はまだ考えている最中ですが、今後この延寿の木を希望される方がいれば、送料を希望者にご負担いただき無料にてプレゼントできればいいなと思っています。