こんにちは、ギャンブル依存症のルーモです。
今回は、家族がギャンブル依存症に陥ってしまった時、気をつけなければならいポイントがいくつかあります。
そのポイントを間違えると、ギャンブル依存症の治療を始めるタイミングを逃してしまったり、余計な借金を増やしてしまったりといい事はありません。
是非、しっかりとポイントを押さえてギャンブル依存症の治療へと繋げたり、役立てていただきたいと思います。

TheDigitalArtist / Pixabay
病気であるという事を自覚させる
まずギャンブル依存症の家族を持った時に一番家族が悩まされる事は、ギャンブルによる借金ではないでしょうか?
ギャンブル依存症に陥っている人というのは、普通の人が普通に持っている感覚(当たり前のことが当たり前にできる)を持っていません。ですので、最初は抵抗のあった借金などもなんのためらいもなく繰り返してしまいます。
そこで重要になってくるのが、本人がギャンブル依存症だという事を自覚する事をはじめ、「病気である」という事を受け入れる事が重要です。これは、本人はもちろん家族にも同じことが言えます。
ギャンブル依存症の治療には、「本人の意思」と「家族の理解と支援」が一番重要です。一人で治療していく事が難しい依存症ですから、周りの方のサポート体制をしっかりと作っていく事が必要不可欠なのです。
私の場合は、幸いにも現在この状態を作り上げてきた状態ですが、ここにくるまでにかなりの遠回りをしてきました。ですので、借金の額もかなりの金額に膨れ上がってしまったのです。そうなる前に、一つでも早くこの段階に、到達できるよう少しでも力になれたらと思っています。
借金の肩代わりは絶対にしてはならない
病気だという事を受け入れる事が重要だとお話しましたが、中には「なかなか受け入れない」という方もいると思います。
そういった方の場合、自分でどうしようもなくなって助けを求められるまで放っておくという事が大切です。
家族がギャンブル依存症に悩むという事は、ほとんどの方の場合借金があるはずです。そんなときは、本人が病気を受け入れ本気で治療に取り組むまで借金の肩代わりは絶対にしてはいけません。
私の場合は、「もうギャンブルはしないから」といい借金の肩代わりを何度も親にお願いしました。そして何度も借金を繰り返してしまい、金額が膨れ上がりました。
はっきり言って、信用してあげる事は大切な事ですが、お金に関しては信用してはならないという事なのです。
消費者金融などからお金を借りている場合、利息がとても高いのですぐにでも返済した方がいい。などと考えがちですが、そこは後々の金額の事を考えれば返済しないほうが皆さんのためになるので、ここの部分はとても大切なことなので、忘れないようにしましょう!!
そして、二度と借金できない状態にしてから、助けてあげる事が大切です。
借金ができない状態って?
世の中には、お金を借りるときには各金融機関で審査があります。この審査を通らないようにすることで、借金をできない状態にすることができます。
具体的には、現在借金を抱えているのであれば「債務整理」をするという事があげられます。債務整理をすることによって信用情報機関に「この人は金融事故を起こした」という記録が残り、返済能力がないとみなされ借金をできなくなるのです。
債務整理をすることで、利息を無くす事もできますし、借金をできない状態にもすることができるので、一番おススメの方法です。
もし債務整理をご検討されているなら、債務整理に強い専門の弁護士さんがオススメです。当ブログでもオススメしている、全国対応の法律事務所です。
ギャンブルの借金は、債務整理できない・・・とか、借りている会社によってできない会社があるとか、ほんとに多種多様です。
電話相談は、無料ですし、ケースバイケースの細かなお話は、一度相談してみる事が一番手っ取り早いです。私がおすすめしている事務所はコチラ→▼債務整理の専門!
行動する事で、こんなにスッキリするならもっと早く相談しておけばよかった!!なんて事にもなります。
私も一度債務整理を経験していますが、ギャンブルにより借金を抱えているなら債務整理が一番良い方法です。
他には、自ら信用情報機関に借金をできないように申し込みをする事もできます。この辺の情報は、ググってもらえればいくらでもでてくると思いますので、気になる方は調べてみるといいと思います。
まとめ
ギャンブル依存症の人と付き合っていく上で一番大切な事は、いかに信頼関係を取り戻すか?という事です。
依存症の人は、平気で嘘をつくのではっきり言って信用できません。しかし信用されない事が本人にとって、とても辛い事でもあります。
自分のまわりに、自分を信用してくれるという人がいるだけで、すごく気持ちは救われます。
借金の肩代わりは絶対にしては、いけません。ですが、肩代わりをしない事と見捨てる事は、違います。お金の面ではない他のサポートできる部分を大切にして、依存症患者さんの力になってあげてください。
私もまだまだ治療中の身ですが、やっとスタートラインに立てたと思っています。
未来は変える事ができる・・・自分の明るい未来に向かって、行動していく事がとても大切だと私は思います。