こんにちは、ギャンブル依存症のルーモです。
今月は、自分にとって激動の1か月になりました。
予定的に消防の大会があったりと、忙しいという事もあったのですが、ギャンブルに対してもいろいろな刺激を受けた1か月でもありました。
そして、スリップしてしまう・・・という事態を起こし、落ち込んでいましたが、今やっとブログも再開する気力が戻り始めてきたところです。
そんなこんなでこの1か月で感じた事を記録しておきたいと思います。

ijmaki / Pixabay
忙しければ、気は紛れるは嘘。
ギャンブルから離れるには、暇だとギャンブルをしてしまうので、用事を作ってギャンブルをする時間を作らない事が大切だと言われています。
確かに、物理的に無理な状況を作れば、一時的に気を紛らわす事や、賭けない1日を起こる事は可能です。
でも、その衝動を抑えるという意味では、あまり効果的ではないと思います。
その気になってしまえば、いくらでも賭ける事はできてしまいますし、本当に依存はやっかいだな~と感じた1か月でした。
落ち着いていた衝動がいったん目を覚ますと、また一気に逆戻りしてしまう・・・本当に怖い病気だと感じています。
気持ちを落ち着かせたり、コントロールする術を身につけないと、前進は難しいと感じています。
ギャンブルは悪なのか・・・
私は、ギャンブルは悪ではないと言ってきましたが、妻にも「あなたは悪くない。ギャンブルが悪なのだ・・・」とはっきり言われました。
確かにギャンブルという事自体がなくなれば、そもそも賭ける事が何もない・・・といった状態になるわけで、ギャンブルのない生活が待っていると思いました。
せっかく取り戻していた自信も一瞬で無くし、また一からやり直しかと思うと、途方もなく終わりのない現実が自分自身を襲ってくるのです。
確かに、ギャンブルが無かったらこんな苦しみを味わう事も色気を出す事もないでしょう。
でも現実問題としてギャンブルは存在する。その現実といかに共存していくのかが、今後の課題になりそうです。
基本だけれど、刺激や思い出から離れる事からまた始めよう
今回スリップした原因に、人に対する後ろめたさであったり、そういった負の感情が背景にあり、それを感じているタイミングで、過去のギャンブルをしていた頃の良い思い出を連想させる出来事があったという事があります。
普段なかった生活に消防という行事が入ってきた事で、いろんな人と顔を合わすようになったことで、昔のパチンコ仲間に会い、パチンコの話をされたりとか・・・多いにして予想していなかった刺激に合う機会がありました。
その他にも、懐かしのCDを聞いていて一気に感情が当時に逆戻りし、パチンコや競馬でいい思いをしていた時の思い出がいっきに蘇り、お小遣いを増やそう!!なんて甘い考えを持たされた。なんて事もありました。
こういう時に、何か一線を越えてしまうきっかけや思考がある訳で、そういうぎりぎりの時に気持ちをコントロールする事ができれば、依存から離れる事が可能だと感じています。
そういう時に、我慢せず賭け事をしたい!!と公開し、賭け事をしてしまうのか・・・それとも、気持ちを無理やり押し殺してひたすら我慢するのがいいのか・・・
きっと、答えは後者なんでしょうけど、その時のストレスもかなりの物があって・・・ほんとうに難しいところです。
隠れてやるから、エスカレートするのでは?秘密ができて、取り戻さなきゃいけない思考になって額が増えてしまうのか・・・考える事は盛沢山・・・
でも、賭けない事が正解という、世間の基本を受け入れるべきなのか・・・そんな事を今も考えてしまいます。
基本は、刺激から身を遠ざけるという事なんでしょうけど、以前もお話しましたが、残酷な天使のテーゼをきくだけでパチンコの大当たりが容易にイメージとしてわいてくる。
子供が喜んで替え歌を歌っている・・・この刺激からは、家にいる限り逃れる事はできません。
失敗を糧に次なる目標。
何が正解かなんてわかりませんが、基本を意識しつつ、「なんでも自分の気持ちを話できるようにする。」という今回見えてきた自分の課題を意識して、この部分ができるようにまた歩み始めたいと思います。
いったんスリップすると一気に心が蝕まれて、当時の悪い状態に一気に戻ってしまうという悪循環もわかりましたし、そうなると、子供の事も二の次になってしまうという、本当に心をダメにしてしまうのだと感じました。
この現実をいかに受け止め、生活していくかも今後の課題になってくるところですが、私もまだまだ治療中の身ですのでまた治療の進行具合とともに、わかった事があれば報告していきたいと思います。
あわせて読みたい